2009年7月14日 (火)

山崎元さん

最後に紹介しようと思いましたが・・・2番目で。 自称ギャンブルもやられますし、一般的な投資手法に対しても間違いを指摘しています(間違いなものは間違いなんですとw)

分散投資(当然よく理解できるもの)とローコストというスタンスは変わりありません。

否定的なのが 

①ドルコストは気休めで「有利ではない」 ②長期投資はリスクが軽減されるはウソだ

投資の良書と言われるものでも推奨することが多い、この2点に否定的です。私も②には賛同です。

①については、上がり続けるものなら機会損失になる、下がり続けるものならリスクを集中させるナンピンで無意味という考えです。ただし、ランダムに動くものですから「気にせず続ける」ためのドルコストという意味では良いのでは?ということで。まあ、ドルコストですと期待リターンは当然落ちますけどね。そこを明確に記載されてる書籍は少ないと思います。仰る通りで「有利」というわけではなく「辞めないための手段の1つ」ですね。

②については、長期保有=若い頃から保有とした場合に若い頃のリスク資産は将来的な収入が多い若い世代ならウエイトが小さい。長期はリスクが収斂するのではなくリスクもリターンも振れ幅が大きくなると。

長期投資を風貌するファンドなんかは「よく使ういいわけ」と切り捨てています。昔と今の日本は違いますが よくある例えでソニー株と車(車種忘れました)を買うのに車を買ったら60万円(当時の月収1.5万円の世界)、ソニー株にしていたら1.5億円になっていた。。。などなどの例がありますが、まずは1.5億円になるまで保有する人がいるかどうか?

だから長期投資といわれるでしょうが、じゃあ「カネボウ」なんかだったら?って所詮はたらレバのいいとこ取り話ともいえるかも・・・・ですね。

それでも数社 許容度の一部を個別株に一生投資のつもりで買うのは良いと思います。私も可能ならそうしたい。ただ、リスク資産の全てを数社に入れるのは間違いです!

しかし、超簡単お金の運用術では「3ヶ月分くらいの生活費を残して期待値の高い資産に投資していく。必要なときにはそこから解約を時価ですればいいだけ」(結果損していてもそれが時価と)。やはり株式のようなリスク資産の期待値は高いことは納得。

ただし、リスクを多く取りたくない人はMRFか個人向け国債の購入をちゃんと薦めております。

インデックスの積立を生活防衛資金をたんまり?持って、期待リターン7%なんかを期待して投資してる人には耳が痛くなる話も多いかと思いますw

細かい話はいろいろと書籍を読んでください。

1つ 投資信託に否定的なのはコストですが、今のローコスト投信より前の世代を例にしてるケースが多いです。もちろん、今の投信のコストに満足してるわけではないですが、概ね、手数料3%信託報酬1.5%くらいを想定してのお話が多いです。

投資を始める方が最初に読むより 良書を数冊読んだ後に是非、読んで見ると良いと思います。

最初に読んだときには「??」と分からないことがありましたが、ちゃんと読んですぐに納得がいきました。

株式投資はゲームなど、やや異端に思われる場合もあるでしょうが、きちんと理解すると合理的です。

あと 金投資は長期向きではないとも。付加価値を生まないものに長期投資は向かないという考えです。あとは、インフレヘッジや通貨価値の凋落みたいに やたら不安を煽るものも好ましくない(売り手のありがちな手法)と。金に関しては私もそう思います。ただ、最近の動きは株価に連動気味ですが、サブプライム問題で唯一 日本国債以外で価格を維持した事実は事実です。ただ、景気が回復するにつれ下がると思いますがね。。インフレなら他の投資対象のほうが良いです。何気に商品王のジムロジャースも金にはあまり投資魅力を感じていない方です。

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2009年7月11日 (土)

木村剛さん

「投資戦略の発想法2010」が発売され読みました。相変わらず分厚い本で、基本は変わらないのですが、時事的な内容を追加されております。

投資の前に「生活防衛資金」という言葉を広めた方であります。

単なる投資の本ではなく「本業は仕事であり、投資は所詮副業」「気になるようならリスクを取りすぎ」「ローンがある人は投資なんかするな」と証券マンじゃないからこそいえることもメインに説明されております。

ブルドックソース問題など日本の資本主義のあり方に疑問を呈しております(そりゃそうですが)し、円安や年金不安などなど 日本に悲観的な見方が強いです。

消して不安心理を煽るつもりじゃないんでしょうが、自立して本業中心に自己防衛しなさいってことでしょうか。

良書だと思いますが、1つ投資にケチをつけると「個別株20銘柄」を買って「とにかく保有すること」を勧めております。これは手数料などのコストを意識されてる点と、そもそも値動き気になるなら買うなということ。選び方はシンプルで「自分が働きたいと思える会社」です。

ただ、20銘柄買うならインデックスで良いと思います。気になるコストもETFの信託報酬なんか値動きからしてどうとも思わないですし、投信でもニッセイ日経225ならノーロードで信託報酬は0.26%程度。分配金(実質出さずに再投資でしょうが)の再投資で相殺レベル。

よくよく読むと「買った理由が無くなったら売ればいい」も基本は長期保有となっていますけどね。

個人投資家は「長期投資」って言葉に魅力を感じるというか弱いみたいですw 

数少ない良書を出されていると思っていますし、参考にしていることも多いです。最終的には自分に合った投資スタイルは自分で決めることでしょうし、後日 記載しますが、制約が多くなりすぎる場合もあり、そこは個々の判断です。

例えば「2年程度で生活防衛資金になるのか?」「逆に2年分もいらないんじゃ?(必要なときには売ればいい)」 その人の保険や生活環境・会社などによって差があると思います。

しかしながら、投資投資ってテクニックに走りがちな書籍が圧倒的な中で まずは読んでおくべき 書籍であることは間違いないと思います。

よくやる間違えは「2年分貯金してるから あとはガンガンにリスク資産に突っ込んでアセットアロケーションを無視してる人」「応援したい企業で ついつい同年代社長のLDを買ったり、高齢化で介護=GWを買ったり・・・ま、全部が全部上がるわけないので20銘柄ともいえるのでしょうが。。。かなり間違いを犯す」 etc いろいろ自分なりに考えて 悪い意味での良いとこ取りにならないようにしないと せっかくの良書を読んでも間違いを犯します。

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