2009年8月30日 (日)

ネット業界

日本が今まで成長したきたのは、基礎技術を応用したり、よりよくした製品を輸出して成長してきました。ソニーのトランジスタラジオやトリニトロンなんかが典型例でよく紹介されています。

しかし、ネット業界については ほぼ米国の独壇場です。コアなものは全て米国といっていいでしょう(インテル・MS、ネットワークのCISCO)。日本発のものがないです。

先週の東洋経済にアマゾンが特集されていました。当初、通販は米国のような国土の広いところでは流行るけど日本人の気質からも「現物確認をしないと安心できない」ことや、狭い国土ですので1時間もあればほしいものがある店にいける可能性が高いため「流行らない」と思っていました。

しかし、今は私も通販でいいや(比較できるし)という感じですね。。

グーグルのアースにもびっくりしましたが、今はストリートビューと。今度のOS戦争はどうなるか・・・まあ、ある程度は変わるでしょうか。

そんな中で日本のネット業界で成功しているのは「楽天」だと思います。要は今さら他社が追随できないビジネスモデルを作ったわけ。まあ、問題も多いですが。。

YAHOOは所詮は米国移植。OCN、老舗のニフティ 別に何も特化されたものがない。要はLDみたいに金さえ集めれば差もなく出来るってことです。

ソネットはDeNA、M3がありますし、ソニーとのシナジーが何処まで今後でるか?でしょうか。

いずれにせよ 投資対象にはしたくない業界ですし、過去の日本の成功が通用しない世界です。

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2009年6月19日 (金)

コンビニ銘柄

セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなどコンビニエンスストアは我々の生活に今では必要不可欠だと思います。FC店が多いため淘汰も激しいですが、POSシステムを使って在庫仕入れを管理して過不足なく行えるような合理的な経営も案外染み付いています。一時期乱立している感じでしたが最近は必要なところにポツポツと必ずある感じになっています。わらべや日洋やセブン銀行も銘柄的には同じ扱いでもいいかもしれません。

いずれにせよ 今の日本社会ではコンビニは必須では?と思っています。

セブンイレブンはセブン&アイHDになっていますので投資するにはヨーカドも買う必要があります。利益の7割がコンビニですのでどうでしょうか。ただ、海外進出はセットでしています。

ファミリーマートはタイとか新興国にも進出していて映画なんかでも見かけますねw 社長は明るい人柄で店舗運営もクリエイティブにかなり上手くいっています。

ローソン、こちらが先日利回り4%で買った株ですが、3日で7%以上上昇、、、ちょっとね、、です。新撰組・九九プラスを買収して店舗拡大中です。am/pmの買収断念に関しては個人投資家はNOでしたがアナリストはポジティブに捕らえている模様です。

ちなみに関西地区ではセブンイレブンは全然見ないです。ローソンが非常に多いです。ま、関西ですと松屋も見ないですけどね。

各社利益率も高いですし財務体質も良好です、タスポ効果の次は「大衆薬効果」がありそうです。ただし、少子高齢化の日本メインという点と株価は既に割高傾向という難点もあります。財務のよさとある程度の成長性は株価に織り込み済みです。

ですから、大きな値上がり益は期待出来ませんが、安定的に利益成長も期待出来ますのでディフェンシブ銘柄といえます。案外、パンデミックになった場合には即、マスクや食料を買える点で買いが入る可能性もあるかもしれませんね。。

短期に利益(ボラ)を稼ぎたい人には向いていない銘柄ですし、BOX相場を形成する傾向にあります。ただ、日経と逆連動することも多く業績・配当も安定的ですのでヘッジ目的には有効かもしれません。インフレも関係ないですしね。今後店舗が再度乱立しないことを条件に良いセクターと思っています。ローソンも4000円割れはザラで3500円割れがオーバーシュートだと思います。そのときには買い増ししたいですが、上がっちゃったので資金凍結です。

セブン銀行は1株だけ保有していますが、20万くらいから買って短期で儲けています。今回も保有中ですが、信用買残が重過ぎる!アホか!といいたくなります、ATM拡大中でその償却後の成長も期待出来ますし ハードルは高いですが海外進出を7&!と出来れば・・・東証1部への鞍替え期待、などなど 夢はあります。株価の値動きは荒いので業績は安定的なためこの銘柄だけは逆指値は入れずに含み損が出ても放置するようにしています。

株価はPBRは高いですが、配当利回り2%以上でPERも20倍未満ですので成長株としては合格でしょうか。

ただし、信用残から何か悪材料が出たら割安放置株ではないので暴落しますので1株だけ。短期で回して十分元本は取っていますので利回り2%以上で再度仕込んで今は5%以上上昇していますので そろそろ長期の1本にと思っています。。

結果的にコンビニ関連銘柄は2つ保有することになっています。2社合わせて利回りや成長性、財務など見るようにして判断しています。

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2009年6月17日 (水)

明治ホールディングス

以前4月に225銘柄で叩き売られてる銘柄があって買ってると書きましたが、ここです。

2800円を底値想定で3000円あたりまでで500株仕込みました。その後、3200円3400円3600円と100株づつ指値を入れて合計300株今日約定したので記載します。

せっかくの安値?で買ったのに枚数を減らしていく予定だったのは500株で5000円分の優待(多すぎ)300株で3000円分(お菓子3000円は相当です、まだ多い)100株ですと1000円で良しですが、100株じゃあなぁということで200株残すつもりでした。配当も8円ですが記念配で9円になるかも?しれません。食品で3%あれば十分な利回りです。所詮は利益率の低い食品株なんで底で買っても倍程度にしかならない(あの時期は3倍4倍銘柄がまだまだありました)しディフェンシブ銘柄ってことで抑えた感じです。

売られている理由は225同士の統合でしたし、よくあること。正直狙ってもおりました。底値判断は人それぞれですが、私なりの論法で今のところほぼ合っていました(運が良かったです)。200株はかなり長期で保有する予定です。チャートは↓

http://stocks.nifty.com/cgi-bin/quote/query?c=2269&r=3m

さて、本題。明治製菓は薬ですとイソジンが有名ですかね。インフル関連で上がることもありますが、ダイワボウみたいにはならないで、ちょっとだけ恩恵を受ける程度です(+10円とかしょぼい)。ジェネリックもやっていまして実は売り上げの30%くらいは医薬品。別名「明治製薬」と言われるくらいです。お菓子ではカールとかチョコでもいろいろ有名です。明治乳業は「ブルガリアヨーグルト」がなんといっても筆頭ですが、おいしい牛乳もあり、乳製品そのものです。この2つの会社の食べ物は日本に長く住んでる人なら1度は食べたことがあるでしょう。あとは、食品会社のリスクとして「品質問題」がありますが、今のところ問題を起こしたことはないです。

しかし、今回の統合は業界では評価されておりませんww 明治製菓はお菓子、薬品で明治乳業はヨーグルト・牛乳でシナジー効果が無いんですよね。物流もお菓子と乳製品は一緒に出来ませんし原材料調達も別物です。

元々、同じ会社が分割してまた一緒になっただけという見立てです。とはいうものの、管理部門統合や小売店への価格統制には一定の影響が出るかなとも思いますが、まあ、大きな統合というわりにはという感じであります。一応、両社で1兆円オーバーの食品会社です。他ではキリンや味の素くらいです。

今後の統合方針はIRに出ていますが、目標値への具体的施策はイマイチ説得力があるとは言いがたいですが、1兆円規模あれば価格影響度は、ギリギリでしょうか。M&Aも狙っているようですが、

http://www.meiji.com/investor/midterm_plan/pdf/plan2009-2011.pdf

私の勝手な考えでは海外への販路は小売業界や商社と組めばいいと思います。わざわざ現地メーカーを買収しないでも良いかと思います。その資金で原材料を抑えるほうが良いと考えます。現に前期はそれで苦しめられました。しかし、明治1社でカカオの調達を十分賄えるような権益を抑えられるか?というのはありますので ここも商社と組むべきでしょうかね。

日本は少子化は避けられない状況ですので海外進出は必須になりますが、今後の明治ホールディングスの戦略には注目しています。本来統合する必要性がない製品群で両社財務や何かに困ったわけでもないです。危機意識からそうなった模様です。

ちなみに、韓国では勝手にブランドを使用され これは韓国のお菓子で日本がマネしたとアホなことを堂々と言っています。ネット社会でまかり通るんですからありえないですが、、国を挙げて「特許・商標」戦略はもっと進めるべきですね。企業単位だけでは限度があります。米国は対中国に対して働きかけはじめていますが、新興国から先進国へなるにつれアジア諸国の「商標」等に対する認識が変わるといいですが、待ってもダメですのでお願いしたいところです。

なかなか、まだ出遅れ銘柄もありますが、ほぼ底で買うことはもう出来ないです。塩漬けは一切無しである程度利食いした上で長期保有できる会社も数社は持ちたいために今年というか去年から進めてきました。なんとか今持ってる会社はそうできれば嬉しいです。

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2009年6月13日 (土)

任天堂の株価について考える

日本が誇る超優良企業といって良いでしょう。キャッシュリッチなことでも有名です。しかしながら株価は目先冴えません。

http://stocks.nifty.com/cgi-bin/quote/query?c=7974&r=3m

現在の株価25400円でPER12倍前後 PBRは3倍といったところ。配当利回りは5%弱です。しかし、株価はリーマンショック後の安値22000円あたりから15%程度の上昇になっています。

理由は2つと思います。①想定レートが高め ②XBOXのほうが売れてきています

こんなところかと。。じゃあ昔のように10000円程度になるかというと配当利回りが10%になってしまいますので現実的ではないです。しかし、昔のように50000円オーバーするか?というとこれもちょっと無理がある。

あとは、最小単元数100株で250万円ほど購入資金が必要です。その額の大小の考え方は人それぞれですが、

私なら分散投資して日本株に2000万円振り向ける資金があるならば投資対象になりますが、将来的にも日本株にそこまで資金を投入する予定がありません。仮に10000万円未満ですと いくら任天堂でも1社のウェイトが大きくなりすぎます。。その額を入れれるのはTOPIXか日経225になります。

そういうわけで残念ながら優良企業でも「物色対象」にはしていません(というか出来ないw)

山内社長からバトンタッチした岩田社長は経営に謙虚な方ですし、株主還元とキャッシュ保全を納得できる説明もしています。ゲーム業界は当たり外れも多いですし 仕事も激務な開発職ですが、やはり優良企業であることは誰の目にも明らかです。

株価にどこまで反映されるかが分からないというのが株と企業のジレンマであり難しいところですね。分割はされていませんが、10000円程度で購入された方はまだまだホールドでいいでしょう。今から買う人は「配当収入」を加味できる人で「今後の任天堂の展望」が明確に描ける人で資金余裕のある人と限定されてしまうかなとも思います。

楽天証券が株価10万円目標とレポートしたときが株価のピークでした。これは他の銘柄にも通じるものですので参考までに。

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2009年5月22日 (金)

みずほ損切り

逆指値に当たり225円で損切りになっていました(▲2万円)連続注文で関西電力で益出し相殺ではあります。6銘柄+ETFは持続中。

1月からの相場は上昇トレンドのトレード方法の人は結果上手くいってると思います。昨年とんとん以上だった人はマイナスの人も多いと思います。要は一気売りすると再度インしにくいことと、損切りルールを決めるとその後は上にいかれるパターン。ダイワボウみたいな短期的なテーマ株で勝負する人は対象外です。

それでもルールはルールで決めている次第。

日経平均はもみ合いでニュースなどでも取り上げられますが、チャートを見てみると25日が下値サポート、200日線が上値抵抗線になっています。200日線はなかなか重要で高値からずっと上値を抑えてきました。個別株でもいろいろ特徴はよく見るとあるものです。ミラバケッソで有名なクラレなんかは100日線が上値抑えてきました。

まあ、25日線を一旦割ったりするので「システムトレード」みたいなことをやってる人は案外失敗してると思います。

あと5日から10日程度で↑か↓に抜けるようなチャートになっているのは事実です。チャートだけでトレードなんかしませんが・・・。キャッシュが出ているので、トレンドが出たところで再度買い直します。下がれば再度インする、上がれば今含み益が出てる銘柄で強いものを買い増しします。赤字企業はポートフォリオから外していますし、利回りも高い銘柄が多いですが、ドコモのようなインカム専門の会社は増やさないつもり。

1社小型株で含み損が出ていますが、来月配当権利があるので ほぼ上がると考えて保有しています。残りの5銘柄は 売ってきたわりにはマズマスといったところ。日経225は配当を機械的に12000円以下の間は積み立てる予定で損得なんかは無視しています。

短期志向の人は あともう少し待てば取れる確率の高い状態になると思いますので もう暫くの辛抱ですね。↑か↓かはわかりませんけど。。円高・やっぱり景気回復遅れVSどうせそのうち上がるだろ期待上げ です。

金融不安はかなり後退しています。これは非常に大きいです。再燃しない限り去年のようなパニックにはならないですし、今 相場を見てる人もかなり余裕があると思います。そういう想定では↑かなと私個人は思っています。 ただ、その推測で今新規で入るのは「ギャンブル」になります。25日と200日線 抜けたほうについていけばいいだけだと思います。まあ、短期の話ですけど・・・ね。とりあえず「為替」がキーにはなりそうですけどね。

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2009年5月19日 (火)

ゲーム銘柄

私はゲームはそんなにしません。日経平均に大きく左右されにくいセクターの1つだと思います。

電力株は景気敏感株のサイクルに合わないことと、出来高が1日2兆円超えくらにならないと上がらないと思います。もちろん、長期配当貰いでじっくり待つ銘柄でもあります。

電力同様逆連動するゲームといってもPSのソニーや任天堂ではないです。周辺銘柄にメガチップスやワコムもありますが これも違います。ゲームソフト銘柄に今回はスポットを当てます。

小粒なところではコーエー・テクモ(合併)、ハドソン(コナミの子会社)など。ちょっと異質ですがイマジニア(漢検DS)なんかもあります。

メインは①カプコン②コナミ③スクエアエニックス④バンダイナムコです。

どの銘柄にも共通なのが財務体質が比較的良いことと、キラーソフト・コンテンツがあることです。カプコンはバイオハザード、コナミはウイニングイレブン、スクエアエニックスはドラクエとFF、バンナムはガンダムでしょうか。ガンダム何十周年か忘れましたがぱっとしませんけどね。

さらに共通しているのがゲームソフトでは利益を出していても他で損をしています。カプコンはパチスロ、コナミはスポーツ施設、スクエアエニックスは昔 映画で大失敗しましたよね。。。。バンナムも遊戯施設です。。

あとは外国人保有比率が高いため、リーマンショックのような下落時には逆連動は当然無理ですし 結構長い間売り込まれます(最近は平気ですかね)

ソフトだけでは・・・ということでシナジー効果を出そうと進出しているのですが 今のところ「凶」と出ております。コナミもスポーツ系ソフトが強いので健康施設でスポーツジムと狙いは悪くないのでしょうが、、、スポーツジムもねぇ・・・です。今後の課題だと思います。

ちなみにゲームのソフト開発は殺人的に激務ですので間違っても転職しないほうがいいです。

値動き的にはカプコンは一番アクティブですし日経に逆連動します。ヘッジに良いかもしれないと思うことも多々。

日経に連動しないのは、ゲームソフトは景気より発売日や予約状況に左右されるからです。ドラクエの発売延期時には売られますが発売日がちかずけば買われますので案外狙いやすいです。

個人的には、ドラクエとFFの比率が高すぎるスクエアエニックスは保有対象にないです。株価も割高です。バンナムもソフトで売れる商品が少ないため魅力が少ないですね。。

買うならカプコンかコナミ。ただ、長期保有するならコナミです。配当は2001年から54円固定で一度も減配ないです。これは今後も継続する可能性が高いです。3000円時代は買う気も起きませんでしたが、財務体質も良好のため1400円前後から配当取りもあって1000株ほど仕込んでいました。配当落ち後は大して上がらずも薄利で半分は手仕舞いしています。他に分散したい&長く持つための手段です。

スポーツ施設は頂けないのでここはネックですが、ソフトと配当と財務面で合格です。カプコンはモンスターハンターもバカ売れしていますが割安度でコナミを選んでいます。カプコンを500株とかセットで保有するとゲームセクター比率が高くなるので。。。コナミ1本で今は満足しています。

長期保有目的のつもりの1社ですが、1500円以上では買う気ないです。配当利回り4%近くでほぼ固定を確保の1つであります。一次含み損も出ましたが全然気にせず よーやく上がってきていますね。

ちなみにヨーロッパではコナミのサッカーゲームをやって「日本はサッカーあんだけ弱いくせになんでこんな面白いソフトが作れるんだ?」と思われてるそうですが・・・・ww

しかし、米系ファンドより欧州系ファンドの比率が高いわけでもないです。。投資とはまた別物ですかね。。

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2009年4月27日 (月)

ファナックと安川電機

日本が誇る製造業は化学(素材ではなく電子材などの機能性)と機械産業だと思います。

機械セクターにファナックと安川電機がありますが、この2社のロボットのシェアは世界で22%と23%と両社合わせて45%もあります。

社風はファナックは「黄色いロボット集団」と自称するように まさに機械のように合理的に仕事人間のような世界です。一方安川電機は「人柄・人を育てる」社風で家族的な面があります。

まず、ファナックですが、学生時代に八王子のほうにある工場を車で通ったところ、みんなで「なんだここ?ゲーセン?真黄!黄!・・・うん?ファナック?なんだ?制服も黄色なんかな?いやあ こんな会社ヤダナ」というのが始めて認知したときでしたw 工場は富士山麓にありまして世界の要人が訪れると「ロボットがロボットを作ってる」と驚くそうです。なんで富士山のふもとにあるんだか・・・空港も遠いし、、、噴火はないにせよ・・・微震がある地域?、、、工場作る場所か?と思いましたが、稲葉社長の「日本発世界のファナック」という思い入れがあるんでしょうかね。

事業はロボットとCNC装置ですが、CNC装置が無いと工作機械は作れませんのでファナックなくして工作機械無しといったところ。世界でも圧倒的なシェアを誇っています。良い技術を自信を持って販売してる会社です。

事業上 景気敏感株のストライク銘柄ですが、キャッシュで1兆円弱保有している財務体質は「超」がつくほど最高の会社です。日本の優良企業を上げてくださいといわれれば間違いなく あげる1社です。

安川電機は多間接ロボットとサーボモータ・インバータが世界的です。事業領域はファナックより広いです。営業スタンスも「御用聞き営業」といわれる「お客様がほしいものを何でも聞いてこい!」というスタイルです。どちらが良いかはさておいてですが。。財務面は正直良いとは言えませんが、世界的な技術会社として倒産リスクは低いといえます。家族的経営ですが、財務面がファナックより劣っておりますのでリストラも経験しております。

ファナックのメリットは財務体質とCNC装置の圧倒的シェアにあり、安川電機はモータ制御・ロボット・インバータと上手く事業を広げ高いシェアを持っています。

逆にデメリットとしてファナックは株価が割高です。どんなに下げてもPER10倍割ることはないですし、PBRも2倍近いです。配当は業績連動のため財務体質が良くても吐き出さないシビアさです。株主還元もしますが、まさに機械的wです。。安川電機は財務体質がイマイチなところです。両社に共通するのは「景気に非常に大きく左右される業態」といえます。

さて、どっちに投資しますか?正直悩みますので2社買いますw が、投資対象にはしておりませんで・・・・他の機械(制御系)株を買っております。

日本が誇る2社ですが、ファナックはキャッシュリッチすぎて既に割高でインしにくいこと、安川電機は財務面でイマイチなため 会社は好きでも投資対象には あえてしないという感じです。

そのうち投資対象としてる機械株を紹介します。

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2009年4月19日 (日)

電機関連銘柄

この業界を1つで纏めること自体に無理があります。家電のパナソニック、東芝・日立といいたいところも日立・東芝は家電?京セラや村田製作所は電子部品も京セラは太陽光パネルもあります。NECや富士通はITメーカーと言われております。

この業界の土地勘はあるほうだと思っていますが、業界再編が最も遅く業態も多様であり、投資対象にはしたくない業界でもあります。もちろん 自動車と双璧で日本を支えてきた産業であります。

大きく分けると①重電で伸びた会社(日立・東芝)②NTTで伸びた電電ファミリー(富士通・NEC)③民需で伸びた(パナソニック・シャープ)④電子部品(TDK・村田製作所)のように4つに分類できます。

しかしながら、日立は鉄道もやっています(これは優良)。東芝は原子力発電事業もやっております。個々で見ると優良成長事業があっても他で冴えないものが足を引っ張る構図です。また、1つ悪くても他がよければという変なポートフォリオ事業ですw

半導体がかなり足かせになることが多いのですが、富士通やNECのようにサーバなどITコア事業には半導体開発は欠かせないです。ですから なかなか切り売りが出来ない状況にあります。

サーバといえば、HP・IBM・デル・富士通・日立・NECなどなど 多すぎ・・・。大昔は電算機と呼ばれていたころは各社差別化をはかり接続方式を変えたりして1社でしか保守構築が出来ないような囲い込み戦略で成長してきましたが、いまはオープン化され参入壁が低い状況にありますが、昔の事業構造から抜け出せ切れていないのが致命傷です。

富士通とNECも何が違うの?って統合すれば投資対象になるかもしれませんがね。。しいて違いを言うならば 富士通のほうがソフトサービスにシフトしてきた分業績がマシになっています。

この手の業界で強い会社はオンリーワンの製品を提供できる会社です。IT革命で勝った会社はメーカーではシスコシステムズ1社と言っていいでしょう。MSやインテルもありますが、いずれにせよ1つの製品群に集中投資した会社が勝ち組です。

総合電機と賞賛・揶揄されますが、製品開発サイクル・投資面から全ての事業を賄うのは困難でオープン化によってそれがより鮮明になっています。

新三種の神器と言われたデジカメ・液晶TV・DVDについても崩壊しています。TVはブラウン管のときより安いくらいです。これは製造が液晶のほうが容易だからともいえます。また、デジカメも一眼レフが最後の牙城でしたが、5万円以下がスタンダードになるでしょう。交換レンズの伸びが期待されるといってもたかが知れていると思います。

電機メーカーのチャートを見るとその時々のトレンドが良くわかります。画期的な新製品を結局 過当競争になって赤字になり利益を維持できるサイクルが新興国の台頭によって、より短くなっていますし 今後この流れはより加速するでしょう。

投資対象となるには 東芝原子力株式会社・日立鉄道株式会社のようなものが出来るか、富士通NEC株式会社のように重複事業の統合がされればという感じであります。

まあ、後者のほうはそれでも魅力ないですね。世界中に上をいく会社が多いです。前者のほうはかなり魅力あると思います。しかし、ハイテク株は株価変動にインパクトを与えるケースが多いため 電機メーカーではなく世界的な化学メーカー(JSR・信越化学など)のほうをポートフォリオに加えることは良いと思います。化学メーカーは市場シェアも高く利益率も高いですし開発コストは非常に低いです。設備投資は必要ですが、日本にいて土地勘があるのであればお勧めできます。

 

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2009年4月10日 (金)

キリンHD

キリンの話の前に日本の食品・飲料会社で海外展開に積極的な会社で有名なのはヤクルトと味の素があります。

ヤクルトはヤクルトレディ商法を各国に展開し1度も撤退したことが無いことが強みです。しかし、業績はなかなか上昇してきません。また、ダノン社が大株主でダノンの出資先の大口が水以外に興味がなくヤクルト株は売られるのは?という噂もありましたが。。いずれにせよ株価は冴えません(元々割高でしたけど)。

味の素はアミノ酸で世界的で海外(特に暑い国)では濃い味が主流ですので味の素が重宝されている国が多数あります。キリンに近い形でカルピスを買収したりして事業拡大を図っていますが赤字です。よって株価は低迷しています。

この2社のようなケースから内需オンリーでは衰退することが目に見えていますが、株価が海外進出・買収によって反映されるかは業績次第ですし 今のところ国内会社ではJT程度が成功してる例といえます(M&Aでは)。海外展開で業績・株価が成長してるのは皆無。

さて、本題ですが、キリンは内需食品の雄といっていいでしょう。数年前までは保守的で財務が良いキリンですがここ数年で物凄い買収攻勢をかけています。

経営陣は「アサヒに首位を奪われたとき このまま首位を奪回するだけでキリンの未来があるのか?正直描けなかった」と言っております。

その後、国内ではメルシャンと協和発酵を買収しており、酒類の充実とバイオ研究に力を入れるようにしております。豪州中心にライオンネイサン→ナショナルフーズ→デアリーファーマーズと飲み込み乳製品事業を強化しています。更にサンミゲルの出資比率を上げフィリピンはもとより中国・ベトナムあたりを狙っています。

アジアオセアニアの「食と健康」のリーディングカンパニーになるというのがコンセプトです。

1つ難癖をつけると「ビール会社が健康言うな!」と突っ込みたいですけどねW 

現状 のれん代の償却負担も重く業績に大きく寄与できてくるのか?シナジー効果は不明でありますが、買収戦略をトータル的に見ると非常に合理的ではあります。

1つ引っかかるのが豪州の比率が高いこと。仮にCCAの買収をしていたら投資対象にはならなかったと思います。ざっくり豪ドル1円のブレで売り上げは50億円・経常利益は8億円の影響になっていますので 豪ドルを多く持ってる人はちょっと考えたほうがいいかもしれません。キリンの持ち株分 豪ドル比率は下げるのが合理的です(もちろん、通貨と会社は同義じゃないですし完全にリンクはしませんがある程度株価の推移と業績はリンクします)

サッカーのスポンサーとして有名ですから欧州にもっと進出しないのかな?とも思います。

(買いゾーン)1000円以下 (保有ゾーン)1000円~1800円(売りゾーン)1800円以上

こんなもんですが、業容が変わってきていますので多角化に成功すれば+1000円、多悪化で失敗すれば-500円でいいでしょうしね。今のところ900円以下はオーバーシュートです。

(まとめ)

国内市場から脱却出来ない食品系の中では大胆に合理的に買収を進めているように思われます。豪ドルの影響が大きいため今後の事業展開買収先には要注意するほうが良いです。しかしながら、事業コンセプトは利になかっていると思います(豪州乳製品では川上から川下まで全て押さえたので商社・販売・製造機能を網羅しています)。

ただ・・・ キリンってどうもコンビニ 飲み屋 自販機も目につかないですよね・・・・ しかし売れているんですよね(ちょっと高めの店ではキリンが多いですしね)。

あとは株価のパフォーマンスはそんなに良くないですね。内需に近い動き方です。よって3倍・4倍を目指す人はお勧めできませんが、事業展開に ご自身で徹底して調べた上で賛同できるのであれば将来楽しめる会社かもしれません。

余談ですが 人や雑誌の薦めている銘柄を買う人は株を辞めたほうがいいです。そう長い期間かからず負けます。自己責任自己判断で楽しく投資活動してください。

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2009年3月22日 (日)

金投資について

投資商品の中で金だけは堅調になっています。金信者?の論法は①不況時=紙幣の価値が下がるときには安全資産の金が買われる ②景気が良くなってインフレになって金が買われるということです。

ちょっと待て!金は直近かなり高値なはず。上のような発言をする人は金のディーラーか販売会社であって 通常のファイナンシャルプランナーなどは 今からの買いは推奨しません。論法通りなら 金価格はいつでも高値ですw

最悪なセールストークは「今は円高なので金はドルベースのため、チャンスです。消費税が将来上がりますのでそのとき消費税分オンできますのでお得ですよ。」

この手の推奨するところからは買うべきではない(全て他の商品も)。

理由 ①ドル安かもしれないが過去歴史的金価格は高値にある。これに反論する人は金はまだ上がる可能性があるといいますが、逆にドル安も更に進む可能性もあるので「たられば」の詭弁です。②消費税分オンされるのは事実も、たかが5%程度でその後の値下がりリスクを鑑みると5%程度メリットにならない(おまけ程度)。

インフレヘッジ・現物の価値が高い点は認めますが、ここ最近の高値維持はETFの影響が大きいと思います。

(金投資の種類)①ETF ②現物(コイン・ジュエリーなど) ③純金積立 大体この3つになります。個々にメリットデメリットあります。

①ETFは株式と同じと考えて問題ないです。ただし、大証のほうのETFはリンク債ですので安全資産の金投資に「デフォルトリスク」があることが要注意。よって投資対象にすべきではないです。日本人になじみやすい1g単位での価格のため分かりやすいですし空売りも出来ますけどね。ETFのデメリットは市場が小さいため「実価格」より値幅が荒いですし、金の魅力をどうみるか?ですね。。税金が安いのは大きな魅力です。

②現物は一番難しいと思います。コインなどは加工した分割高ですし、盗難だけではなく「キズ」などが付く事によって価値が下がりますので保有リスクが高いので。あくまで趣味の領域で「価値は無視」な人は良いでしょう。

③積立は「営業日毎日平準化して買い付け」してくれますし最低3000円から可能ですので、本当の意味でのドルコストが効いています。しかし、手数料や税金面から非常に不利になります。超長期の人に向いていますが、数年レベルの保有であれば辞めたほうがいいです。

(結論)

今は過去の歴史から高値圏にあります。今後、高値をブレイクするのか昔の安値になるのか?は誰にもわからないことです。あえて今投資しないでいいでしょう

ただ、長期的なインフレヘッジや金現物を楽しみたいという人は「純金積立」を小額で進めていけばいいでしょうね。ただ、金投資は「最低10年」と思ったほうがいいです。ほんとは20年かも・・・投資商品の中では複利も無いため「純投資」として少しずつやるべきでしょうが、小額ですとコスト高になりますが、それでも買いたい人はどうぞというレベル。また、ETFの利便性は認めますが、「今は買いではない」と思います。

昔 買ってた人は今売っているという事実を忘れないことです。

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2009年3月20日 (金)

東京電力株について考える

世界最大規模の民間電力会社として有名です。↓が参考チャートになります。

http://stocks.nifty.com/cgi-bin/quote/query?r=5y&c=9501&s=&color=&t=

東京電力を始めとした電力株は「高配当」「ディフェンシブ株」と言われてきました。この2点につきましては

①高配当は過去日本の企業は配当に無頓着というか株主軽視の時代がありましたので電力株の平均2%前後が高配当だった時代の名残ですので今はそうでもないです。高配当というよりも安定配当株というのが正解です。

②ディフェンシブ株というのは、本来個人投資家には不要な言葉です(これは後日)。ただし、位置付けという点からは正しいと思います。

電力会社の特徴は「儲けが増えれば電気料金を下げて利用者に還元」し「儲けが減れば電気料金を値上げできる」という安定的なビジネスモデルになっています。もちろん景気が悪くなれば電気の利用も減りますので影響はありますが、他業種に比べ遥かに安定的です。

(メリット)安定的な業績であり事業形態上配当も安定している。円高にも強いため薬品に   比べてもディフェンシブ性が高い。

(デメリット)大きなボラ(値上り益)は期待できない。地震等の地政学リスクは高い

★将来的には「少子化=人口減」になる日本ですし、直近の値下がりは「太陽光発電の民間普及による買取リスクと売り上げ減の懸念」と「景気後退による電力需要減」になります。この点については「円高・原油安メリット」「将来的な景気回復」でカバーしていけますし、太陽光が普及すれば高値買取も不要になりますし、設備投資も抑えられることになりますので いまは過度に反応しすぎだと思います。

★夢・・・・あるならば、電力事業のノウハウは世界一です。その技術を生かして一般会社と連携し海外に「コンサル業」として売り込むことが出来ればディフェンシブ株が成長株になります。また、都内で電気自動車が本格普及するのであれば、太陽光発電の個人からの買取リスク以上に「台風の目」になる可能性も捨てきれません。

■10年国債の利回りと東京電力の配当利回りが比較されることも多いです。株価の割安度や投資判断になる場合もあります。しかし、元本保証の国債と倒産リスクのきわめて低い電力株といえども「やはりリスク資産」になりますので別で考えるべきです。

■株式のポートフォリオの比率が高い場合には是非組入れたいも、あくまで値上がり益のみを期待して株式の比率を下げている場合には不要かもしれません。

(買いゾーン)2500円以下 (保有ゾーン)2500円~3500円 (売りゾーン)3500円以上

時間分散して2500円なら買う、それ以上なら利回り的にも買わないでおく。2000円割れはオーバーシュートだと思います。ボーナス時に25万電力・25万国債とかでいけば大きな痛手にはならないと思います。

★電力株以上に利回りが高く日本の震災リスク時に逆に威力を発揮するのは豪ドルやNZドルになります。ランドなどの新興国通貨は私の投資対象外のため無視しております。こちらのほうが代用が効くというかメリットもあります。が、これも外貨比率によっての判断だと思います。

【投資判断】外貨比率がある程度あり、株式比率(特に外需)も高い場合には株式の一部に是非追加したい銘柄になります。国債に対しても過度な保有をするのであれば一部は電力会社に振り向けることも良いと思います。配当だけではなく値上がり益(その逆はリスクです)も期待出来る倒産リスクの低い株になります。震災リスクもREITよりは全然マシです。そういう意味では「分散投資の1つ」として個別株の中でも良い選択肢の1つであることは間違いないです。

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